ところてんダイエットの効果と正しいやり方・継続のコツ・注意点

142views

tokoroten

ところてんダイエットの効果と正しいやり方、継続のコツから注意点までを解説します。ところてんダイエットにチャレンジしたい方はもちろん、すでにところてんダイエットに取り組んでいるけれど、いまいち成果が出ないとお悩みの方もぜひご覧ください。

ところてんダイエットとは

ところてんダイエットの概要や、ところてんの概要について解説します。

無理なく続けやすいダイエット法

ところてんダイエットとは、食前にところてんを食べて減量やサイズダウンを目指すダイエット方法です。低カロリーなところてんを食事に取り入れることで、摂取カロリーを無理なく減らす効果が期待できます。

このダイエットは、テレビの企画で芸能人が1週間で1kg痩せたことで話題になりました。ただしあくまで毎日のカロリーを少しずつ減らす方法なので、短期間ではなく1ヶ月以上を目安に続けたほうがダイエット効果が見込めます。

カロリーも糖質も低いところてん

ところてんは、テングサやオゴノリなどの海藻を原料とする食品です。90%以上が水分で構成されているのでカロリーが低く、100gあたりのカロリーはわずか2kcalです。白米(米飯)100gあたりが約156kcalなので、ところてんのヘルシーさがわかるでしょう。

さらに、ダイエットに役立つ食品として有名な寒天よりもカロリーが低いことでも知られています。

また、ところてんは糖質がほとんど含まれない食品でもあります。糖質制限ダイエットにも最適な食品と言えるでしょう。

ところてんの栄養と効果効能・調理法・保存法 | NANIWA SUPLI MEDIA

ところてんダイエットの効果

ところてんダイエットにより期待できる効果や、痩せる仕組みについて解説します。

摂取カロリーを減らせる

ところてんはカロリーが低い食材なので、普段の食事の一部を置き換えれば自然と摂取カロリーを減らせます。例えばところてん1パック(140~150g)を取り入れた分、ご飯1杯分(150g)を半量に減らしただけでも、約114kcalのカロリー削減につながるのです。

さらに食物繊維が豊富なところてんは、胃の中で水分を吸収して膨らむ性質があります。そのため少ない量でも十分な満足感が得られるでしょう。食べ過ぎを防ぐことで、さらにカロリー制限を後押ししてくれます。

食物繊維の詳しい効能や、摂取カロリーを減らせる食品を知りたい人は、以下の記事も参考にしましょう。

食物繊維の効果・1日の摂取目安量・多く含む食品・効率のよい摂取方法 | NANIWA SUPLI MEDIA

低糖質&低カロリーな食べても太りにくい食べ物|NANIWA SUPLI MEDIA

便秘対策に役立つ

ところてんには食物繊維が多く含まれます。食物繊維は胃で消化されず、大腸まで届く栄養素です。腸内で便のカサを増やし、腸のぜん動運動を促してくれるので、便秘解消や予防に役立ちます

特にところてんは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含むので、より効率的にお腹の調子を整えてくれるでしょう。便秘に悩む方はこちらの記事にも着目してみてください。

便秘の予防・解消におすすめの食べ物・飲み物【食物繊維・有機酸】 | NANIWA SUPLI MEDIA

血糖値の急上昇を抑制

ところてんに含まれる水溶性食物繊維には、血糖値の上昇を抑える作用があります。水溶性食物繊維は粘性があり、小腸で消化した食物をドロドロの状態にすることで、消化スピードを緩やかにしてくれるためです。腹持ちが良い分、間食を減らす効果も見込めるでしょう。

血糖値の上昇は、脂肪を増やす原因となるインスリンを増やすだけでなく、糖尿病のリスクも高める要因にもなります。そのため食物繊維を積極的に摂ることで、各種疾患の予防につながります。

糖尿病の予防・改善におすすめの血糖値を下げる食べ物・飲み物 | NANIWA SUPLI MEDIA

コレステロールの吸収を抑える

ところてんには多糖類であるアガロペクチンという成分が含まれています。このアガロペクチンには、血中のコレステロールを抑える働きが期待されています。

ある実験ではラットにアガロペクチンを投与したところ、血中コレステロール濃度の上昇を抑制する効果が見られました。コレステロールの吸収を抑制し、体外へ排泄を促すことで、コレステロール濃度が下がるものと考えられています。

コレステロールはホルモンや細胞膜を作る大切な物質ですが、コレステロール値が上昇しすぎるとメタボリックシンドロームのリスクが高まります。特にLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が増えるとさまざまな疾患を招くので、十分に気をつけましょう。

LDLコレステロール値を下げる食品 | NANIWA SUPLI MEDIA

ところてんダイエットの正しいやり方

ところてんダイエットの正しいやり方を解説していきます。

食事前に摂取

基本的なところてんダイエットでは、毎食前にところてんを食べます。食事前のタイミングに摂取することで満腹感を刺激し、過食を防ぐ効果が期待できるからです。

朝食・昼食・夕食の3食すべてで実施するとより効果が見込めますが、食物繊維が豊富なところてんはいきなり大量に食べると、人によっては胃腸の不調を招く場合があります。まずダイエットの効果が出やすい夜だけ置き換えてみる方法がおすすめです。

おかずとして取り入れる

そのまま食べるのではなく、ところてんをおかずの具材として使う方法もあります。低カロリーのところてんを使えば、簡単におかずのカロリー自体を減らせます。

また、味にクセがない分、どんな料理にも合わせやすいのも魅力です。中華サラダや温かいスープなどのカサ増し食材として使ってみましょう。

ただしところてんはタンパク質や糖質がほとんど含まれていないので、栄養が不足する恐れがあります。主菜と主食を必ず用意し、さまざまな食材からまんべんなく栄養素を摂取するようにしましょう。

間食に活用する

ところてんはおかずだけでなく、おやつとしても活用可能です。普段おやつを食べる習慣のある人はおやつをところてんに置き換えるだけで、カロリーを大幅に減らすことができるでしょう。

ただし砂糖や黒蜜はカロリーが高いため、かけすぎないように注意してください。ダイエット時におすすめの組み合わせはきなこです。きなこにはタンパク質やカルシウム、鉄分が豊富に含まれているので、ところてんに不足しがちな栄養素を補ってくれます。

食べる量の目安は150g程度

低カロリーでダイエットに役立つところてんですが、食べ過ぎは禁物です。食物繊維が豊富な分、過剰摂取は胃腸に負担をかけてしまいます。

1食あたりの摂取量目安は100~150gほどがおすすめ。市販されているところてんの1パック分がだいたい130~150gです。胃腸が弱い人は、少ない量から始めましょう。

ところてんダイエット継続のコツ

ところてんダイエットを継続するコツや、よりダイエット効果を発揮するためのポイントを解説します。

酢がおすすめ

ところてんダイエットの効果をさらに高めるには、酢を活用する方法がおすすめです。酢や黒酢に含まれる酢酸には脂肪の燃焼を促し、蓄積を抑える効果があると言われています。さらにアミノ酸やクエン酸が代謝アップを後押しし、よりダイエット効果を高めてくれます。

効率的にダイエットしたい人は、酢や黒酢の効能もチェックしましょう。

酢の栄養と効果効能・調理法・保存法|NANIWA SUPLI MEDIA

黒酢の栄養と効果効能・調理法・保存法|NANIWA SUPLI MEDIA

アレンジおかずで飽きにくい

ところてんは酢醤油で食べるのが一般的ですが、毎日同じ味付けでは飽きてしまう可能性があります。毎日の摂取カロリーを減らすところてんダイエットは継続が鍵です。無理なく続けるためにも、ところてんをアレンジして味を変えてみましょう。

ごまドレッシングや青じそドレッシングを使ったサラダのほか、麺つゆ・中華調味料をもちいたスープでもおいしく食せます。ところてんは比較的どんな味付けにも合いやすいので、料理のバリエーションが豊富な点も魅力です。麺類の代わりにところてんを使った冷やし中華や冷麺にすれば、夕食が遅くなってしまったときでも罪悪感なく食べられるでしょう。

同時に運動を取り入れる

ところてんダイエットはカロリーを減らしたり、便通を良くしたりする効果によって減量を目指す方法です。ところてん自体に体脂肪を減らす効果があるわけではないので、食べるだけで必ず痩せられるとは思わないようにしましょう。

より効率よくダイエットするなら、運動が重要です。体脂肪を燃やす有酸素運動や、代謝アップが見込める筋トレなどを取り入れてみましょう。運動習慣を身につけることで、リバウンドしにくい体作りに役立ちます。

ところてんダイエットの注意点

最後に、ところてんダイエットにおける注意点をまとめます。

味なしの製品を選ぶ

ところてん製品には味付きタイプもありますが、ダイエット時は避けるようにしましょう。調味料が入っている分、カロリーが高くなってしまうためです。ところてんダイエットでは味のついていない製品を選び、自分で調味料の量をコントロールするようにしてください。

単品摂取は避ける

ところてんはカロリーが低いものの、栄養素があまり多く含まれていないのがデメリットです。ところてんばかりを食べ続けると、健康を害する危険性があるので注意しましょう。

ところてんダイエットでは、主食・主菜・副菜が揃った食事に、ところてんをプラスするイメージで取り入れるのが基本です。炭水化物・タンパク質・ビタミン・ミネラル・脂質の五大栄養素を揃ったバランスの良い食事が、太りにくい体を作ってくれます。

食べ過ぎに注意

食物繊維が多く含まれるところてんは過剰摂取すると、腹痛や下痢などの症状を招くことがあります。人によっては便秘が悪化する場合もあるので、摂取量には十分気をつけましょう。記事内でも紹介しましたが、1食あたりの摂取量目安は100~150gです。

また、ところてんはヨウ素が豊富な食品です。妊婦がヨウ素を摂取しすぎると、胎児の甲状腺機能の低下につながる恐れがあるため、妊娠中の過剰摂取には注意してください。通常の摂取量では問題ないですが、ところてんだけ食べるような食生活はやめましょう。

参考文献

栄養と健康の6つの関係