野菜スープダイエットの効果と正しいやり方・継続のコツ・注意点

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野菜スープ

野菜スープダイエットの効果と正しいやり方、継続のコツから注意点までを解説します。野菜スープダイエットにチャレンジしたい方はもちろん、すでに野菜スープダイエットに取り組んでいるけれど、いまいち成果が出ないとお悩みの方もぜひご覧ください。

野菜スープダイエットとは

野菜スープダイエットについて解説します。

満足感たっぷりで続けやすいダイエット方法

野菜スープダイエットとは、野菜を煮込んだスープを食事のメインとして食べるダイエット方法です。野菜を煮込むことでカサが減るため、無理なく多くの量を摂取できるという利点があります。さらに具だくさんのスープによって満足感が得られ、食べ過ぎを防ぐことができます。

また、溶けだした栄養素ごと摂取できる点もメリットです。例えば代謝アップに関わるビタミンB群や、むくみを防止するカリウムは水溶性の性質を持ち、加熱すると溶けだしてしまいます。茹で汁ごと食べるスープなら、これらの栄養素を余すことなく摂取できるでしょう。

ダイエット効果が期待できる脂肪燃焼スープ

野菜スープダイエットでとりわけ注目を浴びているのが、脂肪燃焼スープダイエットです。この脂肪燃焼スープとは、海外のクリニックで考案された肥満対策メニューがもとと言われています。

使う食材は、指定された野菜5種類とトマト缶のみ。カリウムや食物繊維が豊富な野菜を使い、余分な塩分・糖分・脂質の排出を促すことで痩せやすい体作りを目指します。

ただし脂肪燃焼スープダイエットはただスープを飲めばいいわけではなく、1週間分の細かい食事スケジュールが定められています。日ごとに食べられる食品や飲み物が変わってくるので、ルールをしっかり理解した上で取り組んだほうが成功しやすくなるでしょう。詳しいルールについては、記事の中盤「野菜スープダイエットの正しいやり方」で解説します。

野菜スープダイエットの効果

野菜スープダイエットを行うことで期待できる効果や、痩せる仕組みについて解説します。

摂取カロリーの制限

野菜スープのメリットは、カロリーの低さです。低カロリーな野菜を使うので、多めに食べてもその日の総摂取カロリーを抑えることができます。罪悪感なくお腹いっぱい食べられるダイエットなら、途中でくじけず続けやすいでしょう。さらに、野菜をよく噛んで摂取すれば早食いを防げ、満腹感から食べ過ぎも避けられます。

ダイエットの基本は、消費カロリーよりも摂取カロリーを減らすことです。余分なカロリーを摂取しないことで、消費しきれない分が脂肪に変換されるのを防げます。低カロリーな食品を知りたい人は、次の記事もチェックしてください。

低糖質&低カロリーな食べても太りにくい食べ物|NANIWA SUPLI MEDIA

むくみを防ぐ

むくみの原因のひとつとして、塩分の過剰摂取が考えられます。塩分を構成するナトリウムが体内に増えすぎると、塩分濃度を調節するために体が水分を溜め込むためです。

つまり、むくみを解消するためには塩分の摂り過ぎを防ぐ、または摂取したナトリウムを排出する必要があります。

野菜にはナトリウムの排出を促すカリウムや、整腸作用を持つ食物繊維が豊富に含まれています。いずれの栄養素もナトリウムの排出を促してくれるので、むくみ予防に効果を発揮してくれるでしょう。

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糖や脂質を排出

食物繊維には、ナトリウムだけでなく余分な糖や脂質を体外に排出する働きもあります。胃で消化・吸収されずに大腸まで届く食物繊維は、腸内を移動する際に糖分やコレステロールなどを吸着しながら便の排出を促してくれるのです。

そのため血糖値の上昇を抑制する作用や、血液中のコレステロール濃度を低下させる作用も期待されます。肥満対策だけでなく、糖尿病や脂質異常症の予防にもつながるでしょう。

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腸内環境を整える

水溶性食物繊維や不溶性食物繊維が豊富な野菜は、便秘解消に役立つと考えられます。いずれの栄養素も腸内細菌のエサになり、腸の調子を整える作用があるためです。

さらに水に溶けやすい水溶性食物繊維は、便を柔らかくして排泄をスムーズにする働きが期待されています。ゲル状になって腸内の消化吸収を緩やかにするため、血糖値の急激な上昇も抑えてくれるでしょう。一方、不溶性食物繊維は水を吸うと膨らむ性質のある成分です。便のカサを増やし、腸のぜん動運動を促してくれます。

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代謝アップをサポート

代謝が低いとエネルギーをうまく消費できず、脂肪が蓄積しやすい体になってしまいます。そのためダイエットを成功させるためには、代謝を上げる習慣も重要です。

特に慢性的に体が冷えていると血流が悪くなり、代謝が低下しやすくなります。温かいスープは体を温めてくれるので、冷え性の改善を後押ししてくれるでしょう。ある研究では37℃以上のスープを飲むと、足先の体温が上昇することがわかりました。足先が温まると毛細血管まで血流が巡り、代謝に必要な栄養素が循環しやすくなります。

また、スープは水分を無理なく摂取できるのもメリットです。体内に水分が不足しても血流が悪化して代謝低下につながるので、痩せやすい体に近づけるには最適なメニューと言えるでしょう。

代謝を上げる食べ物・飲み物 | NANIWA SUPLI MEDIA

野菜スープダイエットの正しいやり方

野菜スープダイエットの中でも、脂肪燃焼スープダイエットについて正しいやり方を解説していきます。

短期集中!1週間のみ行う

脂肪燃焼スープダイエットは、1週間の短期間で行うダイエット方法です。

野菜がたっぷり含まれる脂肪燃焼スープには、ミネラルや食物繊維が多く含まれます。しかし、タンパク質が不足しがちになるというデメリットも。栄養が偏る恐れがあるため、長期間続ける方法はおすすめできません。必ず1週間で終えるようにしましょう。

おすすめのスケジュール

より厳密に脂肪燃焼スープダイエットを実践したい人は、以下のダイエットスケジュールを参考にしましょう。

1日目:スープとフルーツのみ ※バナナは不可
2日目:スープと野菜のみ
3日目:スープに野菜とフルーツのみ ※バナナは不可
4日目:スープにバナナ3本とスキムミルクのみ
5日目:スープにタンパク質の豊富な肉か魚+トマト
6日目:スープに肉と野菜のみ
7日目:スープに玄米・野菜・フルーツジュース

3食すべてを上記のメニューに置き換えます。4日目までタンパク質は摂取できません。ヘルシーな食品の代表である豆腐もこの日まで摂らないように気をつけましょう。また、5日目以降に摂取する肉類は、脂質の少ない鶏肉がおすすめです。

上記のスケジュールを続けることが難しい場合、夜だけ行う野菜スープダイエットを試しましょう。夜の食事を脂肪燃焼スープだけにする方法なので、負荷が少なく続けやすいダイエット法です。

脂肪燃焼スープの基本材料

脂肪燃焼スープダイエットでは、スープに入れる野菜が決まっています。以下の材料を使うようにしてください。

  • キャベツ
  • にんじん
  • 玉ねぎ
  • ピーマン
  • セロリ 
  • トマト缶

上記の材料が手に入らない場合は、きのこ類やこんにゃく・ほうれん草・パプリカなどの食品で代用できます。

飲み物は糖分なしのものを

基本的にダイエットスケジュールで飲み物の指定がない日は、水かお茶・コーヒーしか飲めません。糖分が含まれない飲み物が好ましいため、コーヒーも甘味料を使わないようにしてください。また、たとえ低カロリーであっても炭酸飲料水は避けるようにしましょう。

野菜スープダイエット継続のコツ

野菜スープダイエットを継続するコツや、よりダイエット効果を発揮するためのポイントを解説します。

アルコールを控える

脂肪燃焼スープダイエット中には、アルコールの摂取を控えましょう。アルコールが肝臓で分解されるときに、ビタミンやミネラルを大量に消費してしまうためです。ビタミンやミネラルは脂肪燃焼に欠かせない栄養素なので、飲酒中に摂取した食品が脂肪になりやすくなる恐れがあります。

また、ナトリウムや糖、脂質のデトックスを妨げる原因にもなるため、ダイエット中はアルコールは我慢しましょう。

よく噛んで食べる

満腹感を得るためにも、脂肪燃焼スープはよく野菜を噛んで食べましょう。あまり噛まずに食べてしまうと、満腹中枢が刺激されにくく、食べ過ぎを招く場合があります。ひと口あたり30回を目安に咀嚼するようにしてください。

味付けを変える

脂肪燃焼スープはコンソメと塩こしょうの味付けが基本ですが、飽きないよう味を変えても構いません。鶏ガラや、シンプルな和風出汁なども活用してみましょう。

作り置き用に大量に作って、スパイスを入れる方法もおすすめです。スパイスを加えるだけでも風味が変わり、飽きずにダイエットが続けやすくなります。

野菜スープダイエットの注意点

最後に、野菜スープダイエットにおける注意点をまとめます。

生理期間中は避ける

生理期間中はホルモンバランスの影響で痩せにくくなるため、脂肪燃焼スープダイエットは推奨できません。特に排卵後以降は黄体ホルモンが優位になり、とりわけ痩せにくい体になります。また、体調も崩しやすい時期なので無理にダイエットしないようにしましょう。

ダイエットを始めるなら、生理の終り頃から排卵までの2週間がおすすめです。この期間は代謝アップを促す卵胞ホルモンの分泌量が増えるので、ダイエットに適しています。

指定された食品以外は食べない

より効率的なダイエットを目指すなら、脂肪燃焼スープダイエットのスケジュールに忠実に行いましょう。

脂肪燃焼スープダイエットに失敗してしまった人は、スケジュールにない食品を摂取したケースが多いようです。特に最初の4日間は糖質の摂取を控えるスケジュールになっているので、糖分の多い食べ物や飲み物を避けるようにしましょう。

3食スープだけはNG

よりダイエット効果を高めたいからといって、3食すべてをスープにするダイエット方法はやめましょう。スープだけを1週間摂取し続けると栄養が偏り、リバウンドのリスクが高まります。

記事内で説明した通り、脂肪燃焼スープダイエットはダイエットスケジュールに合わせて指定された食品を摂取することでダイエット効果が得られます。スケジュール通りに野菜や果物、肉類などを摂取して足りない栄養素を補うようにしてください。

参考文献

栄養と健康の6つの関係