腸活したら白髪が気にならなくなった!腸活が美髪にいいってホント?

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一般的に30代後半からは気になりはじめる人が多い白髪や薄毛ですが、中学生くらいから若白髪や抜け毛に悩む人もいれば、40代でも気にならない人もいて個人差が大きい問題です。

特に白髪についてはわかっていないことが多いとされますが、ダイエットのために腸活に本格的に取り組んだら白髪が激減したという報告が多く上がっていることをご存知でしょうか。ここでは腸活すると白髪が減るメカニズムについて迫ります!

白髪ができる原因は3つだとされているが…

白髪についてはよくわかっていないことが多いとされます。すべての髪の毛は毛根のレベルではそもそも白髪の状態で存在していて、それが頭皮から生えていく段階で毛根にある毛母細胞からメラニン色素を与えてもらうことで黒い髪が生えるという「黒髪ができるメカニズム」についてはわかっています。つまり白髪になる髪の毛はこのメラノサイトから色素をもらっていない状態で生えてしまっているのです。

しかしなぜメラノサイトから色素をもらえなかったのか、なぜ未熟な状態で伸びてしまうのか、そのあたりについてはよくわかっていません。一般的に言われるのは「1、老化」「2、遺伝」「3、ストレス」です。ただし、これらの3つの原因で白髪について十分に説明できるわけではありません。

白髪

1、老化

確かに多くの人にとって年齢とともに白髪は出たり増えたりするもの。しかし個人差が大きく、白髪染めが必要になる年齢もバラバラです。

2、遺伝

若白髪の人は遺伝的要素が強いと考えられます。毛根のメラノサイトの部分の遺伝子位発現が低下しているとか、先天的に色素形成能力がない場合もあるとされます。また頭皮の一部分の皮膚に脱色が起こっていてそこから白髪になるケースなどもあるようです。しかし加齢による白髪は遺伝的要素より環境要因の影響の方が大きいと考えられています。特に兄弟間で白髪の出方が全く違うケースなどを考えると、遺伝的は決定的なものではないと理解できるはずです。

3.ストレス・その他

産後のストレスフルな状態や、ハードワークで寝不足や栄養不足が続いた時、体調不良で薬を服用しているときなどに白髪が生じやすいこともわかっています。

いずにせよ、なるほど〜と思う理由ではありますが、決定的なものとは言えません。肌にできるシミやシワのようにもう少し明確な原因がわかれば対処がしやすいのに…と思う人も多いでしょう。

白髪でも黒髪に戻る可能性が高いと考えられる理由

白髪には2つのタイプがあることもわかっています。1つは毛根から白い状態で生えているもので、もう1つは黒髪で伸びているのに毛根部分が白くなっているもの(つまり、普通に生えていた毛が途中から白髪に変化している)です。

最初から白い状態で生えている場合は、毛母細胞で管理されている毛周期サイクルが加齢などで狂い、まだ未成熟な髪なのに伸びていく状態だと考えられます。一方、黒い髪だったのに毛根部分だけ白く変化しているのは、髪が成長期であるにもかかわらず毛母細胞にある色素形成細胞が突然休止した状態だと考えられます。

しかしいずれにせよ髪が生えている状態であるので、毛根が死んでしまっているわけではありません。つまり、毛根部分にある毛母細胞を正常化することで、今白髪であっても黒髪に戻すことは可能と考える専門家も多く、このことにアプローチできるヘアケア商品や育毛剤のようなもの開発にトライする企業が増えています。

頭皮マッサージだけじゃない!白髪予防のためにすべきことの最先端

白髪も黒髪に戻る可能性があると考える専門家たちは、そのためにどんなことをすれば良いと考えているのか。ここでは白髪予防のためにすべきことを2つ確認しておきましょう。

白髪

1、頭皮マッサージ

頭皮マッサージは確かに、頭皮を柔らかくし、毛母細胞に栄養を届けやすい状態を作るので、毛周期のサイクルを整えるのに役立ちます。同じ髪型をしている、ブラッシングの習慣がない、といった人は頭皮が硬くなりがちですから頭皮マッサージは毎日の習慣にすべきです。

他にも炎天下で紫外線を直接浴びることが多い、帽子を被っている時間が長い、というのも頭皮を硬くします。さらに最近はスマホやタブレット、PCなどで小さい画面を見続けることで目の周りの筋肉を硬くし、眼輪筋に続く頭皮も硬くしているため、こめかみや頭頂部には真っ先に白髪が現れます。この辺りを重点的にマッサージするのも白髪の予防になると考えられます。

2、頭皮の常在菌のバランスを整える

最新の研究では、頭皮に存在する常在菌の中でもコリネバクテリウムとエンテロコッカスという2種類の常在菌に注目が集まっています。コリネバクテリウムは頭皮の皮脂が増えてべたつきが気になるとき、頭皮の匂いが気になるときに異常繁殖している常在菌とされ、通常量なら問題ないですが、シャンンプーが合っていない、シャンプー後のドライヤーが不十分、食事から脂っこいものを取りすぎている、ヘルメットや帽子などで蒸れている状態が続いている、などがきっかけで異常繁殖し、白髪の原因になる可能性があるとされています。

エンテロコッカスは乳酸菌の一種で近年「頭皮の老化菌」として話題です。頭皮にこの菌が増えると、活性酸素が発生し毛母細胞を酸化させるので白髪になりやすい、ということまではわかっていますが、なぜエンテロコッカスが増えるのか、そのあたりについては解明されていません。

現時点で頭皮の常在菌のためにできることは、食事から脂質や糖質を取りすぎないことと、シャンプーなどで頭皮を清潔にすることくらい。ただ、頭皮の常在菌や活性酸素に注目したヘアケア商品は少しずつ増えているので、そういったアイテムに期待が寄せられています。

頭皮の活性酸素は腸からも発生している?!

エンテロコッカスが活性酸素を発生させ、毛母細胞が酸化することで白髪が増えるということから別の視点も注目されています。それが「腸」です。活性酸素は頭皮も含む体の至る所で発生しますが、全身から発生している活性酸素の90%は実は腸で発生していることがわかっています。

腸で活性酸素が発生する原因は「食べ物(食べ過ぎや便秘含む)」「ストレス」「不規則な生活」です。この3つのどれか1つでも当てはまれば、腸は活性酸素を余計に発生させます。近年は「脳腸相関」と言って、腸と脳は神経系でダイレクトに繋がっていることが解明されていますが、腸の健康状態はダイレクトに頭部の健康状態に影響を与えます

腸に不要な食品を取り込まない、腸に便やガスを溜め込まない、ということが腸の環境を整える最大のポイント。そして腸内から発生する活性酸素を少しでも減らすことが腸内環境を整え、繋がっている頭皮環境を整え、艶やかな黒髪を育てることに効果的だと考えられるようになってきているのです。

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腸活で黒髪になるメカニズムはこれだ!

つまり、腸活をして腸が綺麗になることで活性酸素の発生が抑制される。その結果として頭皮の常在菌のバランスが整い、さらに毛周期のサイクルも整うことで、白髪が黒髪に戻る可能性があるという仮説が立てられるでしょう。腸活をしている人から肌が綺麗になった、便秘が解消した、太りにくくなった、という声が多く聞こえてきますが、白髪が気にならなくなったというのも納得できるのではないでしょうか。

では、実際の腸活について何をどのように行うべきかも確認しておきましょう。ポイントは「食べ物(食べ過ぎや便秘含む)」「ストレス」「不規則な生活」対策です。以下のことをまずは1週間継続してみてください。

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1、食べ物で腸活

日頃から食べすぎないことはもちろんですが、3食いずれも発酵食品を必ず取り入れるように意識しましょう。例えば朝は納豆や味噌汁、昼はコンビニでも買えるヨーグルトや甘酒ドリンク、ピクルス、夜はキムチや糠漬けなど。色々な食材から摂るのがポイントです。1週間毎日納豆を食べ続けただけで、びっくりするくらい長く綺麗な黄土色のうんちがつるっと出てきた!なんて話もありますよ。

2、ストレス対策で腸活

腸はリラックスしているときによく動きます。お風呂でお腹のマッサージ(腸もみ)、寝る前にお腹をさすって腸マッサージ。ストレッチをしながらお腹の呼吸を意識したり、ねじる動きや、頭を下向きにする立位前屈のようなポーズも腸を優しく刺激しながらストレス解消に役立ちます。お腹を大きく動かす腹式呼吸も効果が高いです。

3、規則正しい生活で腸活

腸の動きは自律神経に支配されています。自律神経を活性するには規則正しい生活習慣が不可欠。朝起きる時間がバラバラ、寝る時間がバラバラだと、交感神経と副交感神経のリズムがバラバラになってしまい自律神経が乱れてしまいます。朝型でも夜型でもいいので「同じ時間に寝る、同じ時間に起きる、同じ時間に食べる」を意識するだけで、自律神経は整ってきます。

いかがでしたか。1週間の腸活でまずは便の変化を観察してください。さらに2週目では体重の変化を、3週目で肌の変化を観察しましょう。肌は28日で生まれ変わるので、肌に変化が出てきたら、頭皮も変わってくるはず。髪の毛は量があるので全体が変わるまでには時間がかかりますが、3ヶ月ほど続ければ白髪の変化にも気づくはず。腸活の習慣と美髪を根気よくてにれましょう!

この記事を書いた人

AYA ARAHARA
AYA ARAHARA
https://aya-works.com/
ヨガインストラクター。
ホテル、外資系化粧品メーカー、美容業の広報/PRとして業務を経て、アロマテラピーや美容業界の実用書等の、編集・執筆活動のほか、ライフワークとしてヨガインストラクターとしても活動している。
近著としては、「ママになっても美しい人の食事術」(PHP研究所)編集協力、「枯れないからだ」(河出書房新社)編集協力など多数。最新作は「寝る前5分の新習慣! 極上の眠りに導く安眠ヨガ」が好評発売中!
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